【ジョハリの窓】あなたの知らない「あなた」を知るためのビジネスフレームワーク

ビジネススキル
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1.ジョハリの窓とは?

ジョハリの窓とは、相互理解をすることで可能性を広げるビジネスフレームワークです。

因みに、「ジョハリ」とは、心理学者のジョセフ・ルフト(Joseph Luft)氏とハリントン・インガム(Harrington Ingham)氏の名前を組み合わせたものです。

どちらかというと、このジョハリの窓は、自分自身の可能性を広げるために使われることが多く、社外管理職研修でワークスタディーの最後に行ったりします。

最後に実施する理由は以下の2つです。

1.相互理解が必要なので、ある程度コミュニケーションをとる時間が必要
2.少し言いにくいことも、伝える必要があるので、あと腐れがない

しかし、この手法は部下の育成においても活用できると考えています。

そのジョハリの窓の図式を下に示します。

ジョハリの窓とは、示してあるようにマトリックス系のフレームワークになっています。その中にある、自分視点と他人視点から、それらの重なる領域について理解することで、自分の通常領域枠である『開かれた窓』を広げることが目的となります。

それでは、ジョハリの窓の各窓につていて、ご説明いたします。

1.開かれた窓(Open)
 自分も知っていて、他人も知っている。これは、通常の日常コミュニケーションにおける自分自身の姿になります。

2.隠された窓(Hidden)
 自分は知っているが、他人は知らない。これも、ある意味、通常状態と呼べる自分自身であります。本音・本性や裏アカウントとも考えることができます。

3.盲目の窓(Blind)
 自分は知らないが、他人はしっていること。ここから、自分の認識の外側なので自分で把握することは難しく、素の自分自身と捉えることができます。

4.未知の窓(Unknown)
 自分も他人も知らない。まだ未開拓の自分自身ということになり、自分自身の可能性として捉えることができます。

2.ジョハリの窓の活用例

では、ジョハリの窓で自分の可能性を広げるとは、どういうことでしょうか?

まず、隠された窓について考えてみましょう。

『隠された窓』は、上述した通り、自分は知っているけど他人は知らなことです。つまり、自分自身が自己開示を行えば行うだけ、隠された窓は狭くなり、開かれた窓が大きくなることが理解できると思います。
この自己開示は、人によっては秘密主義やトラウマ、コンプレックスなどで隠しておくことで自己形成(アイデンティティ)を保っている人もいるので、すべてを開示するのは正直なところ難しいです。
なので、この程度であれば許容できる領域を一度自分の中で探ってみて、徐々に開放させていけば良いと思います。

続いて、『盲目の窓』も同様に、自分自身でも気づいていない領域を狭くすることで、開かれた窓が大きくなりますが、この窓の領域を狭くするには必ず誰か他人の協力が必要となります。
しかし、この様な指摘を同僚や友人に求めることは、少し相手の負荷が大きいので、(友人や同僚も本当のことを言うと傷つくかな?や嫌わるかな?と考えるからです。)、実際問題として、少し難しいと思います。
そこで、利用するのが社外研修であったり、自己啓発セミナーのようなセミナーへの参加になります。先述のとおり、ここで出来たコミュニティーは、その場限りの場合が多いので後腐れがないこと、また自己営発セミナーに参加する方々は基本的には自費で参加しているので、その辺の覚悟をしっかり持った人たちが多いです。

最後に、『未知の窓』になります。ここは、自分自身も他人も知らない領域なので、手法が無いかというとそうではありません。しかも、この領域の中にこそ可能性が多く存在していると考えています。

では、その方法ですが、実はここまでたどり着くまでに、その作業を行っていることにお気づきでしょうか?

先ほどから示しています『秘密の窓』、『盲目の窓』を広げる図を合わせると以下のような図になります。

つまり、『秘密の窓』、『盲目の窓』に対して働きかけることで、最終的には『未知の窓』へも影響しているということです。そして、自分自身の可能性も大きく飛躍することになります。

3.ジョハリの窓のまとめ

いかがでしたか、ジョハリの窓は?

ここまで、自らの自己解放と他人からの意見の受容による、可能性の拡大について記載してきました。よって、みなさんにはこれらを実践し、自らの可能性を引き出して頂けたら幸いです。

また、実践して頂ければ感じると思いますが、自分を開放するのも相手の意見を受け入れるのもエネルギーのいることなので徐々に実践して頂くことをお勧めします。

特に、相手の意見を取り入れる際は、どうしても「そんなことない」と考えて拒否してしまいがちですが、そこは一度、俯瞰的に第三者の気持ちで受け入れて頂き、自身を構築する材料の糧として捉えて頂ければと思います。

さらに、部下のマネジメントにおいて実践する際は、面談時の質疑応答で部下に対して『隠された窓』を開放してもらえるよう促したり、それとなく『盲目の窓』を伝えるなどで部下の可能性を引き出して頂けたらと思います。

この時には、上手く今携わっている業務を交えて、

あなた
あなた

〇〇さんは、この業務で時間がかかっていたけど(ここで苦手であることがそれとなく伝わるように)、こうすれば(書籍の活用、同僚や上司の活用、他部署や社外の人活用)いいんじゃないかな⁉

または、

あなた
あなた

〇〇さんは、こういう風にやってたって聞くよ!

などと伝えてみるのもひとつの方法だと思います。

但し、ここで本人の同期を引き合いに出すのは、タイミングや相手をみて判断した方がいいです。それは、人によっては『盲目の窓』の受容する気持ちを閉ざしてしまう可能性があるからです。

最後に、いろいろな書籍やセミナーがありますので、それらを活用して、まず初めに、ご自身で経験して頂ければと思います。